日本の平和は、人々の努力によって、築き上げられました。
↓↓↓

門田 隆将 (著)

日本初の公安捜査官「実名」ノンフィクション。
今、最大の秘密組織がウ゛ェールを脱ぐ!
東京は、かつて「いつ」「どこで」「誰が」爆殺されるかわからない恐怖の地だった——。
1970年代、東京は頻発する爆弾テロによって、世界のどこよりも危険な都市となっていた。
そして、「天皇暗殺」まで企てた犯人グループに、警視庁公安部の名もなき刑事たちが立ち向かった。
ドーーーン。
1974年8月30日、東京・丸の内の三菱重工ビル。
昼休みを終えようとするオフィス街に轟音と爆風が駆け抜けた。
瞬く間に立ち込めた白煙、正視に耐えない遺体、身動きできない重傷者の上に、容赦なく砕けたガラスの破片が降り注いだ。
死者8人、重軽傷者376人という史上最大の爆破テロだった。
現場に駆けつけた捜査官は、爆発の衝撃でコンクリートに生じたすり鉢状の孔(あな)に向かって心の中で語りかけた。
おまえら、やるのかよ。
こんなことやっても世の中はなんにも変わりゃしないんだよ。
なんでこんな罪もない人たちを殺すんだ。
俺たちが「受けて立たなきゃいけない」じゃないか——。
犯行声明を出したのは「東アジア反日武装戦線"狼"」。
11件に及ぶ連続企業爆破事件の嚆矢(こうし)だった。
頻発する爆弾テロに焦燥の色を深める捜査陣。
やがて公安部は、あるきっかけから、謎のグループを追い始める。
「狂気の犯罪」に警視庁公安部はどう立ち向かったのか。
日本で初めて公安捜査官たちが「実名」で証言し、さらには、捜査の指揮を執った土田國保警視総監の日記も初公開。
2020年東京五輪に向けて、テロへの危険性が高まる中、本書が捜査機関に、そして市民に問いかけるものは何か。
気鋭のノンフィクション作家・門田隆将がお届けする感動の人間ドラマ。

◇爆発
◇駆けつけた公安部幹部
◇呼び寄せられる猛者たち
◇ブン屋と捜査官
◇浮上する犯人の「思想」
◇端緒
◇極秘捜査
◇土田警視総監
◇緊迫の張り込み
◇熾烈な攻防
◇密議
◇決定的証拠
◇“謎の女”を追え
◇主犯への肉迫
◇「逮捕状」の攻防
◇スクープ記事
◇犯人逮捕
◇声をあげて哭いた
◇事件は終わらず

門田隆将
1958(昭和33)年、高知県生まれ。
中央大学法学部卒。ノンフィクション作家として、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなど幅広い分野で活躍している。
『この命、義に捧ぐ台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞受賞
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4093798532/
↑↑↑
日本の平和と安全を守るのは、国民の努力だ![!!]()

ウリャー![パンチ!]()
![むかっ]()




