【独女通信】料理苦手な独女が手料理を振舞うなら!?
http://n.m.livedoor.com/f/m/3593819?guid=ON
4月22日14時00分
実家暮らし、もしくは外食ばかりで自炊には無縁の独女(もちろん料理上手な人たちもおりますが)。
そんな彼女たちが手料理を作らねばならない危機が稀にやってくることがある。
「彼」の出現だ。
GWなど、どちらかの家で長い時間を一緒に過ごす。
「腹減ったなぁ~」という彼のつぶやきを聞いて、冷蔵庫のあまり食材でサササササっと3品くらい作れちゃうステキ女子は、自分の経験を省みても独女全体の10%にも満たない感じがする。
統計はとっていないけど。
それでも彼に一度くらいは手料理を食べさせてあげたいというのも、これまた女心。
そこで『ABCクッキングスタジオ』で料理講師として活躍している禅院仁美先生に、料理初級者でも簡単に作れるレシピについて伺った。
「まず失敗しないポイントとしては『加熱しない』。
たとえばお刺身を使って海鮮丼。
色んな海産物使うとリッチに仕上がりますよ。
変化球なら、納豆、めかぶ、山芋(するのが面倒なら冷凍ものが売っています)のねばねばトリオを盛り合わせてもおいしいです」
一緒に供するお味噌汁は「あおさ海苔」など、ちょっと変わったものを使うと本格的にできるのだそう。
もう少し手の込んだ料理にトライしたいというのなら、「めんつゆ」を使ってと禅院先生。
「30代の男性なら和食がうれしいと思います。
ここで失敗を避けるコツは『自分で味付けしない』。
めんつゆは煮物から炊き込みご飯まで幅広く使えるので、1本あると便利。
たとえば、牛肉、たまねぎ、豆腐を煮て『なんちゃってすき焼き』もおいしいですよ。
生卵ではなく、温泉卵をつけると料理上手な印象に」
反対に初級者が手を出さないほうが無難なのは、パスタ、カレーライス、チャーハン。
これらは男性の好むメニューの定番だけあって、相手が料理上手だったら付け焼刃では到底かなわない。
簡単そうだが、意外と初級者にはハードルが高い料理なのだとか。
「それでもカレーを作って! と彼にリクエストされたら、3分くらいで簡単にできる方法があります。
材料は、市販のカレールーとお惣菜(肉じゃがなど和系のもの)、ごはん、お水。
まず、お皿にご飯とお惣菜を乗せてレンジでチン。
その間に、ルーを表示量の半分の水で煮立てて溶かし、完全に溶けたら、温めたごはん&お惣菜の上にかけるだけ。
簡単すぎて料理って呼べないかも。
でもおいしいから、ぜひ試してくださいね」
手料理をする前に何度か練習しておきたいものだが、仕事に恋にと忙しい独女たちの時間には限りがある。
そこで禅院先生がおすすめするのは、イメージトレーニング。
料理本を何度か読み、手順を頭で整理をしておくとスムーズに手が動くという。
「ですから、作る料理の食材は4品まで。
調味料も少なければ少ないほど、成功率は高まります。
また普段食べなれない調味料を使ったり、味のイメージがわかないものは避けたほうが無難ですね」
盛り付ける時には、無地の真っ白な皿だと料理映えがするのでよいそう。
さらにディナーであれば、お料理に合わせてお酒を変えるのも大切。
洋食にはワイン、和食には日本酒や焼酎、中華なら紹興酒。
アルコールと料理のマリアージュ的な演出をすれば、おいしさも増すってものだ。
なお、エロスの女王・杉本彩さんは「エプロン姿は男をトリコにする」とおっしゃっていた。
めんつゆ、白無地の皿、エプロン。
このあたり、彼あり独女の三種の神器として準備しておいてはいかがでしょう。
(中沢夕美恵)
↑↑↑
なかなか親切に教えていただき、ありがとうございます。