◎暮らしのガイド
2012/08/24 UPDATE
会話が途切れない人が実践している「5つ」の法則
「話し方・伝え方」ガイド
:藤田 尚弓
天気の話はしやすいが、すぐ終わる。
所持品を褒めようとして裏目に出てしまった……。
話が盛り上がらず焦ることってありますよね。
そんなピンチを救う、5つのポイントをご紹介します。
■ スグ終わる話も「助走」として必要
「まだ雨降ってましたか」
「いえ、やんでましたよ」
天気の話に代表される、すぐに終わるやりとり。
あなたは失敗だと思っていませんか?
すぐに終わるやりとりは、見知らぬ人と会話をスタートさせるための助走のようなもの。
続く会話をしていくための準備運動であり、うまく使うことで相手を会話に参加させるきっかけワードにもなるのです。
■ ポイント1
「相手を会話に参加させる」
相手を会話に参加させるには質問が有効です。
「いい天気ですね」
といった同意を求めるセンテンスよりも答えやすく、質問を無視するのは難しいからです。
最初の質問で気をつけたいのは、相手が答えやすいものを選ぶこと。
具体的にはクローズドクエスチョンと呼ばれる、YES・NOで答えられる質問がいいでしょう。
ここでは、すぐに会話が終わることを気にする必要はありません。
■ ポイント2
「見たままを口にする」
相手を承認する褒めは、会話の中に取り入れたいトピック。
とはいえ、不自然な褒めは相手を照れさせてしまい、ギクシャクした雰囲気にしてしまうことも。
そんな時におすすめなのが
「見たままを口にする」
テクニック。
「青いシャツですね」
「大きなバックですね」
といったように、まずは褒めずに見たままを口にだしてください。
相手は「1」の質問で会話に参加してしまっているので、
「青が涼しそうかなと思って選んでみました」
「買い物しても全部入るんです」
と、コメントをつい返してしまうはずです。
このコメントが褒めポイントになります。
「涼しげですよねー。見ているこっちも涼しくなります」
「たくさん入りそう! いいチョイスですよね。私も次は大きなものを買おうと思ってるんです」
といったように、相手のこだわりポイントを褒めながら、話を前に進めましょう。
■ ポイント3
「質問する」
褒めの後には質問が効果的です。
「いつも自分で選ぶんですか?」
「センスがいいですね。買い物のコツってあるんですか?」
と質問をすれば、話を深堀りしたり、広げたりできます。
質問は相手に話してもらうマジックセンテンスになります。
会話のいろんなシーンで上手に活用しましょう。
コツとして、会話の前半はYESかNOで答えられるクローズドクエスチョンをすること。
ある程度会話が慣れてきたら、自分の言葉で話す必要があるオープンクエスチョンを使うようにするとスムーズです。
■ ポイント4
「リアクションはわかりやすく」
相手が話しやすくするために欠かせないのが、リアクション。
「なるほど」
「えー、そうなんですね!」
などのあいづちを入れながら話を聞くと、相手も話をしやすくなります。
驚き、納得、笑いなどの感情が相手に伝わるリアクションをすると、好感度もアップ!
■ ポイント5
「共通点を探す」
質問をしたり、上手に話を聞いたりしながら行ってほしいのが、自分と相手の共通点を見つけること。
趣味、出身地、興味のあるものなど、何か共通点が見つかれば会話は自然と盛り上がります。
これらを実践すれば、必ず相手との距離を縮めることができます。
ぜひお試しください!
http://docomo.allabout.co.jp/column/CL01337/index.html
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なるほど、なるほど
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会話が途切れない人が実践している「5つ」の法則
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