茨城・水戸市マンション女性死亡　顔見知りによる犯行との見方も

茨城・水戸市マンション女性死亡　顔見知りによる犯行との見方も

茨城・水戸市のマンションで、47歳の女性が死亡しているのが見つかった事件。自宅マンションで遺体となって見つかった47歳の女性の身に、何が起きたのか。部屋に荒らされた形跡はなく、顔見知りによる犯行との見方も出ている。
茨城・水戸市のマンションで、47歳の小林清美さんが、何者かに首を絞められ、殺害されているのが見つかった事件で、現場では13日朝も、警察による現場検証が行われた。
午前10時15分、小林さんが死亡しているのが見つかった自宅マンションへと、捜査関係者が一斉に入っていった。
マンションの住人は「(小林さんは)1人で住んでいる。前は、娘も一緒に住んでいたけれど、引っ越した。(どんな印象?)きれいよ、きれい。若く見える」と話した。
遺体を発見したのは、小林さんと連絡が取れないことを不審に思い、110番通報した長女だった。
警察によると、当時、部屋のドアに鍵はかかっておらず、小林さんは、室内の一番奥にあるリビングの中央に、あおむけに倒れていた。
白い長袖のシャツに、紺色のジーンズ姿で、首に絞められた痕があった以外、目立った外傷はなかったという。
1階から各階の外階段へとつながる扉付近には、捜査関係者の姿が見られ、ちょうど人の手が触れるあたりを重点的に調べている様子だった。
遺体発見の前日にあたる10日午後6時ごろ、知人と電話で話したのを最後に、連絡がつかなくなったという小林さん。
このことから、10日夜から、遺体が発見された11日午後3時ごろの間に、殺害されたとみられている。
マンションの住人は「『孫はかわいいね』って(会話をした)。(小林さんが)孫を抱いて、面倒を見ていた」と話した。
室内に荒らされた形跡がないことなどから、顔見知りによる犯行の可能性も浮上している。
小林さんは、昼の仕事のほかに、夜に別の仕事をしていたことがわかった。
さらに警察によると、遺体で発見される前日の夜の仕事に、出勤していなかったという。
その後、その職場の知人から、家族に連絡があったという。
警察は引き続き、現場の状況を調べるとともに、小林さんの交友関係についても、捜査を進めている。
(01/13 18:34)


http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00261171