デヴィ夫人オフィシャルブログ
「デヴィの独り言 独断と偏見」by Ameba
冷静に考えよう!
北朝鮮が韓国の島に砲撃!
2010/11/24 19:31
〝北朝鮮は 2010年11月23日 午後2時半(日本時間同)ごろ、韓国が 黄海上の軍事境界線と定める 北方限界線(NLL)に近い韓国西方沖の延坪島に数十発の砲弾を撃ち込んだ。
韓国軍が反撃し、南北間で砲撃戦に発展、 韓国軍海兵隊員2人が死亡したほか、 隊員16人が重軽傷を負った。
北朝鮮側は約2時間にわたり 断続的に砲弾を発射、一部は住居地にも着弾し、 民家60~70軒が炎上した。
山火事も発生し、民間人3人が負傷した。と報道された。〟
この事件に関して 韓国はもちろん 米国も激怒。
韓国のイ・ミョンバク大統領は、
「2度と挑発することができないよう
莫大な対応措置を 取るべきと考える」
と述べた。
オバマ大統領は 米国は
「同盟国・韓国を防衛し、域内の 安全と安定を確保するために必要な対応を取ることに全力を挙げる」
と強調。
しかし中国は、「朝鮮半島の安定と平和の為に、我々は関連情報を注意し 事態に関心を持っている」、
「具体的状況は、確認が必要」、
「関係する各方面が冷静さを保ち、 朝鮮半島の平和維持のため力を合わせてほしい」
などと述べ、 非難・批判などの態度表明はしなかった。
ロシアは〝国名〟をいわず「始めに攻撃した方が悪い」
と表明。
それを日本のマス・メディアは、ロシアまで北朝鮮を非難したといっているが、ロシアは韓国のことを言っているのだと何故思わないのだろう、不思議だ。
日本の仙谷官房長官は、
「許しがたい。強く非難する。」
と韓国政府の立場を全面的に支持すると表明した。
日本は、またもや右にならえで、上記のようなことを言っているが、
はたして、そんなことを言っていて、よいのだろうか?
これでは、竹島を簡単に「韓国の領土」だと認めるのも同じだ。
日本は韓国に対し、竹島のことを「日本の領土」として訴えているにもかかわらず、
韓国は、実力行使して竹島に海軍の要塞をつくり、韓国の領土にしてしまっている。
日本が何と言っても 韓国は引かない。
同じことを、この「延坪島」にも言える。
この島は、まさに北朝鮮が「自分の領土」として戦っている所である。
朝鮮戦争(1950年6月25日- 1953年7月27日)ののち、1953年8月に
「休戦協定」で
海上の南北境界線が 定められなかったために、在韓・国連軍が独自に黄海海上に設定した「北方限界線」をもって延坪島は韓国のものとしてしまっているが、
以後、北朝鮮は延坪島を含む「西海上限界線」を主張し続けてきた。
私 個人的には、その当時の「国連」に対して 非常に疑問を感じている。
1945年8月17日 連合軍に対して日本が無条件降伏した2日後の、8月17日に350年間のオランダの植民地支配より、「独立宣言」を成し遂げたスカルノ大統領。
その後、スカルノが、パプア(西ニューギニアのこと)をオランダ支配から奪回しようとしたところ「国連」がパプア人による人民投票―つまり〝オランダ〟につくか〝インドネシア〟につきたいかという人民投票を行い、「オランダ側につきたい」と結果が出たと発表。
この「国連」下におかれてした「投票」たるものと、その「発表」を〝不正なもの〟として、スカルノ大統領は、断固 反発。
ついには「国連」を脱退するまでとなった。
しかしその後パプアは、スカルノ大統領の強い意思と努力のお陰で色々な曲折があったが、今ではインドネシアに帰属することとなった。
その当時の「国連」を例えた面白い諺がある。
〝小さい国と中位の国が「扮装」を起こすと、小さい国が消える。
中位の国と大きい国が「扮装」を起こすと、扮装が消える。
大きい国と、大きい国が「扮装」を起こすと、「国連」が消える。〟
この諺が示すとおり、 あの当時強大国であるアメリカが、「国連」を動かし、海上軍事境界線を強制的につくってしまった。
それに北朝鮮が反発し続け、すでに57年。
ここで大事なことは、1953年から、北朝鮮と韓国は「休戦状態」であり、軍事境界線では、これまでたびたび南北の衝突が起きており、周辺海域は、「海の火薬庫」と呼ばれるほどであった。
今回の事件の背景として、色々な専門家や大学教授がメディアに出席。
ある人は、この度のキム・ジョンウン氏が後継者となったことにより起きた権力闘争か?などと解説している。
色々と取り沙汰され、色々なことを言ってる人がいますが、憶測などせず、
何故、事実だけをみないのでしょうか。
大事なのは、韓国を囲む海域は、日本まで大変広いのに、
何故そこで、アメリカと軍事訓練演習をしないのか?
何故わざわざ北が主張している境界線を越えて、何故北朝鮮に向けて、演習をするのか。
これは、北を牽制威嚇しているに違いない。
これは嫌がらせであり、韓国が北に対しての明らかな挑発行為ではないか。
そして昨日23日。
午前8時20分に北朝鮮側が、韓国側に対して、
「北朝鮮に向けて射撃演習を行なえば黙っていないとする」
という通知文を送付。
それを韓国は無視。
午前10時30分に米・韓が射撃訓練を開始。
午後2時34分~2時55分、北朝鮮が砲撃を数十発開始。
午後2時50分、韓国側が応射するとともに
最高対応態勢を発令
北朝鮮の最高軍事司令官は、 砲撃について、
「南朝鮮傀儡(かいらい)は、度重なる警告にもかかわらず、西海(黄海)の延坪(ヨンピョン島)一帯で、我々に砲撃するという軍事挑発を敢行した」
とする声明を発表し、北朝鮮が延坪島に砲撃をする事態となった。
そして、北朝鮮が韓国軍が〝先に砲撃してきた〟
とする声明を発表。
韓国軍が、北朝鮮領海を侵犯したと主張し、
「領海を0.001ミリでも侵犯するなら、今後も躊躇せず無慈悲な軍事的対応打撃を引き続き加える」
と警告した。
日本は そんなに簡単に 韓国側についてよいのだろうか?
日本の主張する「竹島」を韓国に失い、「尖閣諸島」を中国に取られることになり、「北方領土」もロシアのものと されてしまうことであろう。
なぜ日本の政治家は、もっと問題を深く考え、国益を第一にしないのか?
なぜアメリカと韓国におべんちゃらを使わなければいけないのか?
北朝鮮が、無差別に民間を襲ったといわれているが、それは当てはまらない。
これまでこの領域で何回も軍事衝突があり、北朝鮮は、韓国の海兵隊の基地にある燃料貯蔵地域の燃料タンクを狙ったにすぎない。
外れた弾が、民家にいってしまったのだろう。
のぼった真っ黒い煙からして、明らかに燃料が燃えているようであった。
なぜ、いまこの時期にとか、「金正恩」体制固めの業績作りだとか、色んな人が色々なことを言っているが、目的や背景はあまり関係なく、
米・韓が、北朝鮮が主張している海域で、北朝鮮に向かって軍事演習を今月22日から(30日までの)演習をしはじめ、20発の発砲をしたからである。
これを、北が北朝鮮に対しての、威嚇と受けたからこそなのだ。
しかし、ここで注目するべきは、すぐ近くにて「テンミョン島」という韓国の海域作戦本部があるのに、そこには砲撃を加えていないこと。
韓国の海兵隊が2名死亡しているが、民間人は亡くなっていない。
タンクが燃えて民間人の家に広まったのかもしれない。
23日の夜は750名もの人間が防空壕に入って、一夜を明かしている。
重軽傷数というのも、報道によってまちまちである。
韓国は 北朝鮮に80発むくいてるが、北側の損失は、明らかにされていない。
北朝鮮は 民間人に対して、無差別攻撃はしていない。
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デヴィ夫人の2010年北朝鮮が韓国の島に砲撃!
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