日本のエリート養成→…牽引役養成?
↓↓↓
松下政経塾
【まつしたせいけいじゅく】
画像は、松下政経塾様
http://www.mskj.or.jp
よりお借りしました。
■ 知恵蔵2014の解説
松下電器産業(現在のパナソニック)の創業者・松下幸之助が、1979年に約70億円の私財を投じ、政治家育成塾として設立した財団法人。
神奈川県茅ヶ崎市の6千353坪の敷地には、寮棟・食堂・体育館の他、茶室やテニスコートも付設されている。
入塾の応募資格は22~35歳。全寮制で3年間の研修を原則としているが、期間中に選挙に出馬することは半ば容認。
ただし、最低2年間を修了しないと退塾扱いになる。授業料などの費用はゼロで、逆に研修資金・活動資金が提供される。
研修は、人間学・哲学・近代政治学などの講座と茶道・書道・剣道などによる精神修練が中心。
また、現地現場主義の下、自治体訪問、松下関連工場での実地作業、自衛隊体験入隊といったカリキュラムも用意されている。
過去30年間の卒塾生は237人で、このうち69人が政治家の道を歩んでいる。
開塾後の10年間で当選した国会議員は、1期生の逢沢一郎(自民党)だけだったが、新党ブームが吹き荒れた93年の衆議院選挙で、一気に15名の当選を果たした。
政経塾出身議員の評価は分かれるが、世襲議員が増える中、選挙に必要な3バン「地盤(地元の支援組織)・看板(知名度)・カバン(潤沢な資金)」を持たない若者に政治家への道を開いている点で、政経塾の存在は評価されている。
現職の松下政経塾出身の国会議員は、衆議院議員が27名、参議院議員が3名。
自民党では前述の逢沢一郎の他、元金融担当大臣の伊藤達也(5期生)、高市早苗(5期生)ら、民主党では元代表の前原誠司(8期生)や野田佳彦(1期生)、原口一博(4期生)ら、次代のリーダー候補が名を連ねる。
この他、神奈川県知事の松沢成文や横浜市長の中田宏など、自治体の長も輩出している(2009年7月時点)。
( 大迫秀樹 フリー編集者 )
出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2009」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
http://kotobank.jp/word/
↑↑↑
こういう生活できません…
オバサンにはエリート無理![]()
