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不意の大地震! 生死を分ける「3つ」の行動習慣

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暮らしのガイド
2014/03/11 UPDATE 
 
不意の大地震! 生死を分ける「3つ」の行動習慣
 
「防災」ガイド
:和田 隆昌
 
 
 
 
 1.揺れ発生直後の「1分間」をしのぐ 
 
 
2011年3月11日に発生した東日本大震災後、「日本列島全土で大きな被害を生む大地震の発生確率が高まった」といわれています。
 
東京を中心として日本経済を左右するといわれる「首都直下地震」、そして太平洋岸の海溝を震源とする「南海トラフ地震」は最大32万人もの死者が想定されています。
 
では、いつ起きるかもしれない地震に対して個人はどのような準備をすればいいのでしょうか?
 
過去の地震災害において被害を受けた人のほとんどが揺れの始まった直後、最初の1分間に致命的な被害を受けて亡くなっています(津波などを除く)。
 
つまり、最初の1分間をなんとか切り抜ければほとんどの人が生き延びることができるわけです。
 
揺れが始まったら、
・冷静に周囲の状況を確認
・落下物から逃げる
・倒れてくるものを避ける
・倒壊するような建物から退避する
 
などの危険回避行動を心がけましょう。それさえできれば、その後に被害を受ける可能性は非常に少なくなります。
 
まずは揺れによる直接的な被害を受けないこと。
 
最初の1分間をしのぐ、すばやい冷静な行動があなたの生死を分けることになります。
 
 
 
 2.二次災害を避ける情報収集 
 
地震の揺れがおさまったら、次に考えるのは2次災害の危険回避。
 
都市部であれば、火災の発生による被害が多くを占めます。
 
まずは自宅の火の元を確認すること。
 
震度5強でガスは自動停止するので、調理中であっても慌てて火の元に駆け寄る必要はありません。揺れがおさまってから、ゆっくり確認しましょう。
 
さらに余震の発生でドアなどが壊れ、閉じ込められる可能性を考え、玄関は開けておきます。
 
そして、次にテレビやラジオまたはスマートフォンなどで被害の状況などを確認することも重要です。
 
もしも今、自分がいる場所が津波の到達地域であれば避難場所に移動するか、近くの頑丈で高い建物に避難するか判断しなければなりません。
 
河川のそばであれば海水の逆流がないのか、山間部や傾斜地域であれば土砂災害に遭う地域ではないかなども確認が必要。
 
避難勧告や避難指示がなかったとしても、危機が迫っていると感じられたら、速やかに安全な場所に移動してください。
 
普段から災害に対する情報収集の手段(SNSやスマートフォンアプリ、地域のFMなど)を複数持っていることで、正しい危険回避行動が可能になります。
 
 
次は、最後の3つめ。意外と見落としがちな生死を分ける「あること」とは……
 
 3.災害グッズの定期点検 
 
地震被害は発生時間によって大きくその様相は異なりますが、深夜から早朝にかけて発生する場合は建物内、特に寝室での被害が多く発生してしまいます。
 
就寝中は人間は無防備な状況で、「危険回避行動」がすぐにとれないからですね。
 
そこで、どんな揺れが発生しても自分の安全が確保できるようにしておきましょう。
 
例えば、
・重量のある家具は置かない
・家具は基本固定すること
・倒れてこない配置などを考える
 
などの配慮が必要です。
準備しておくべき防災グッズなども「生命に関わるもの」を優先してそろえましょう。
 
ヘルメット、マスク、軍手などの準備は安全な避難行動に必要ですね。
 
救急用品、常備薬など、避難生活の健康に関わるものなど、水や食料などの備蓄だけになっていないか、もう一度思い起こしてみてください。
 
そして何より大切なのは、そういった準備状況を定期的に確認することです。せっかく用意した防災用品をロッカーや押入れの奥にしまいこんでいませんか? 
少なくとも3月11日東日本大震災の発生時期、9月の「防災の日」など、家族全員で地震への備えを総点検しておくことをおすすめします。
 
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