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【社説】中国漁船による警察官殺害には行動で対応せよ!!
2011/12/13 12:23
12日午前7時ごろ、仁川広域市甕津郡の小青島南西87キロの沖合で違法操業中の中国漁船を取り締まっていた海洋警察特攻隊員のイ・チョンホ警長(日本の巡査部長に相当)=41=とイ・ナクフン巡査=33=が、中国人船長の振り回したガラスの破片が体に刺さり、イ警長は脇腹をえぐられ死亡、イ巡査も腹にガラスが刺さって重傷を負った。
中国の違法漁船を取り締まっていた海洋警察の隊員が犠牲となったのは、2008年9月に故パク・キョンジョ警衛(警部に相当)が中国人乗組員にシャベルで頭を殴られ、海に落ちて死亡して以来3年ぶりのことだ。
今回、中国漁船は大韓民国の排他的経済水域(EEZ)で違法操業を行い、これを取り締まろうとする韓国の警察官を殺害したが、このように凶悪な行為は絶対に見過ごしてはならない。
違法行為を平然と行う中国人たちは、こちらが弱腰だと間違いなくそれにつけ込み、さらに悪質になるのは目に見えている。
そのため、これに対応するには厳しい懲罰を科す以外にはないだろう。
西海(黄海)での度重なる中国漁船による違法操業に抗議するため、外交通商部(省に相当)東アジア局の趙世暎(チョ・セヨン)局長は2日に中国を訪問したが、今回の殺害事件はそれからわずか10日後に起こった。
外交通商部の朴錫煥(パク・ソクファン)第1次官は事件発生直後、在韓中国大使館の張シン森大使を外交通商部に呼んで抗議したが、張大使は「中国は政府次元で漁業関係者に対する教育を強化している」と、これまでと同じ言葉を繰り返すだけだったという。
中国漁船の違法操業に対しては、まずは中国政府が最低限の管理責任を果たすよう、両国間で新たな取り決めをしておく必要もあるだろう。
しかし外交的な対応だけでは、中国人による違法かつ不道徳な行為を確実に防ぐことはできない。
これはあくまで懲罰を与えた後の次の課題にすぎないはずだ。
中国漁船は時間がたつほど凶暴化、組織化している。彼らは竹やり、おの、鎌、鉄パイプなど人間を殺害できる凶器をごく普通に所持しており、韓国の海洋警察が船に乗り込むことができないよう、船には金串を刺し、時には鉄条網まで設置しているという。
韓国の海洋警察は拳銃や電子銃、ゴム弾発射機、鎮圧棒などを携帯しているが、実際に拳銃を発射したのは、今年3月のわずか1回だけだ。
つまり外交的な摩擦を恐れ、武装した船員に対して生命の危険を冒してでも穏やかに鎮圧しようとしているのが実情なのだ。
また、海洋警察が保有する291隻の艦艇のうち、違法操業中の中国漁船を取り締まることができる200トン以上の船は68隻しかない。
その上3交代勤務という実情を考慮すれば、わずか20隻で、西海、南海(朝鮮海峡)はもちろん、東海(日本海)まで進出している中国漁船を監視しなければならないのだ。
このような実情に対応するには、まずは早急に予算を配分して取り締まり用の艦艇を補強した上、海洋警察官に対し現場で武力を使用する権限をこれまで以上に与えるべきだ。
(朝鮮日報)
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なくしてどうする?
おらぁ知らねえ~
(-_-)…‥・