NHKニュース
ウイグル大規模暴動から5年 厳重警戒
7月5日 16時21分
中国、新疆ウイグル自治区で、死者およそ200人を出した大規模な暴動から5日で5年となり、中心都市のウルムチでは武装警察官が各地に配置され、中心部の広場を封鎖するなど厳重な警戒態勢が敷かれています。
ウルムチでは、2009年7月5日、少数民族のウイグル族による中国政府への抗議デモが大規模な暴動につながり、政府側の発表で、およそ200人が死亡しました。
暴動から5年がたった5日、ウルムチ中心部のウイグル族が多く集まる市場や、中国共産党の建物の周囲には、自動小銃を持った武装警察官や装甲車が配置され、厳重な警戒態勢が敷かれています。
また、ふだん多くの市民が訪れる、共産党の建物の向かいにある大きな広場は封鎖され、当局としては、市民らが集まって騒ぎになることを警戒しているものとみられます。
イスラム教を信仰するウイグル族の中には漢族が中心の政治や経済に不満があります。
ことしに入ってから、ウルムチでは、鉄道の駅や朝市で多くの死傷者が出る事件が相次いで起きるなど、治安の悪化も懸念されています。
中国当局は、新疆ウイグル自治区で初めてとなる高速鉄道の建設を推進するなど、経済発展を通して地域の安定を図る一方で、「テロとの戦い」を掲げて、過激な活動への取締りを強化していますが、ウイグル族の当局への抗議行動が後を絶たないのが現状です。
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この事件は、リアルタイムでは、知りませんでした。
オバサンが知ったのは、シルクロード関係からです。
関心を持つべき問題でした。