◎ 暮らしのガイド
2012/04/13 UPDATE
デキる人は持っている!ストレス耐性を高める4つの方法
「キャリアプラン」ガイド
:藤田 聰
■ 1、鈍感であれ
そもそもストレスとは、外部からの刺激や圧力のこと。ストレスに強くなるためには、過敏に反応するのではなく、鈍感であることです。
仕事柄、測定したストレス値をもとにカウンセリングをする機会がありますが、生真面目ながんばり屋さんタイプがストレス値の高い傾向にあります。
以前、「鈍感力」なる言葉が流行りましたが、生真面目で神経過敏な人ほどストレスを受ける傾向があり、鈍感であるくらいの方がストレスには強いものです。
私もいい意味で鈍感であることをすすめます。
■ 2、場数を踏む
経験や場数こそがストレス耐性を高めます。経験値があれば自分への信頼感が増し、少々の予期せぬことにたじろぐことはありません。経験があれば、結果をイメージすることが可能となります。経験や場数の宝庫である年配者は、あまりストレスを感じることはありません。
チャレンジすることは未来への財産となります。失敗を恐れず、経験することが重要。小さな成功体験を積み重ねていけば、自己信頼感を強く持てるようになり、結果的にストレスやプレッシャーに強い精神力を持てます。
また、色々な人に接すること、異文化との交流もストレス耐性を高めることに繋がります。民族、国籍、会社、業種、職種、年齢などを越えて、色々な人と接し、コミュニケーションを取ることは多様性を認めるダイバーシティーにほかなりません。
気になるあと2つは、次のに。修羅場の経験は後々に生きてきます。
■ 3、修羅場経験を持つ
ぎりぎりの経験はストレス耐性につながります。その経験を乗り越えたとき、自分自身への信頼感を獲得できます。結果として、ストレスにたじろがない強い自分になれるのです。
大きなプレッシャーのかかる責任ある仕事を任された、今の仕事を成功させなければその部署は解散となり、多くの部下が路頭に迷うなど、相応のプレッシャーがかかる経験です。
修羅場経験を通じ、火事場の馬鹿力が発揮されることがあります。ぎりぎりまで追い詰めることで、新しい発想やクリエイティビティーが生まれると私は思います。
■ 4、目的を持つ
目的を持った人は強いもの。その目的に向かって邁進することはストレスを感じないのです。
時間的にも精神的にも、少々余裕があるときにストレスを感じます。怠惰な状態であれば、さらにストレスを強く感じてしまうかもしれません。
目的はビジョンと呼んでもいいでしょう。ありたい姿、理想像、目的地。中長期的な視点で目標設定をし、それに向けてエネルギーを注ぐのです。
目的とは「なにかに向かっていく推進力」を生み、それが自己成長につながっていくのです。ビジョンや志を持った人は能力が高いものです。
指示されるのではなく、自らのゴールに向けて主体的に行動を起こすこと。目的を持った人はストレスに強いのです。ぶれない明確なものであれば、ストレスを感じることは少なくなっていくことでしょう。
http://docomo.allabout.co.jp/column/CL01173/index_2.html
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