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健康診断で肺に影

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暮らしのガイド
2013/05/31 UPDATE 
 
健康診断で「肺に影」!? すぐにすべき「3つ」のこと
 
 
「癌」ガイド:狭間 研至
 
 
 
 定期検診の結果に愕然 
 
 
 
会社で毎年受けている健康診断。忙しい毎日ではあるけれど、特に体調には問題もなく、半分は義務のつもりで受けている方は少なくないと思います。
 
その検査結果も、たいていは健康診断を受けたことも忘れた頃にやってくるのですが、何気なく見た結果用紙に「肺に異常あり」と書いてあると誰しも驚きます。
 
慌てすぎる必要はありませんが、放っておくわけにもいきません。そんなときに注意すべき3つのポイントを解説します。
 
■ 1.まずは、落ち着こう 
 
肺に異常な影、となると、「肺がんか?!」と思ってしまうのは無理もないことです。目の前が真っ暗になり、肺がんにまつわる色々なニュースや事柄が次々に頭をよぎります。人によっては、「もう、余命何ヶ月かも……」というところまで思いが至ってしまう場合さえあります。
 
しかし、こんなときはまず落ち着くことです。大切なことは、事実と憶測をきちんとより分けることです。
何が事実で、何がそうでないのかをよく考えてみると、事実はただ一つ。健康診断で、肺に異常な影があるという結果が出た、ということだけです。
 
では、肺に影が写る可能性がある疾患には何があるかというと、肺がんだけでなく、肺の過誤腫のような良性腫瘍、さらには結核やそれに伴う胸膜炎、肺炎やその痕跡など、様々なものがあります。
 
あえて言うならば、妄想たくましく色々な可能性を考えるのではなく、「肺に異常な影がある」というだけの状態だというように認識していくことが重要です。
 
まさか、がん?! 次は、肺に影があった際、考えられる病気を現役医師が判断!
 
 
■ 2.結果用紙の指示に従う 
 
とはいえ、放置してはいけません。検査結果の用紙には「すぐに専門医を受診してください」「3ヶ月後再検査」など、何らかの指示があるはずです。意外に多いのは、「前回と著変ないため、1年後の健康診断をお受けください」というものです。
 
年代によって差はありますが、肺の表面の膜(胸膜)が炎症を起こした痕で少し厚くなっている場合や、昔の肺炎の痕跡などが残っている場合も比較的よくあります。
 
そもそも、健康診断の判定はどちらかといえば「疑わしきは罰する」というものです。早期発見、早期治療は疾患が良性であるか、悪性であるかを問わず重要なことです。症状がないときに、その疾患の兆候が見つかるのは、積極的治療のためにきわめて重要なことです。
 
結果用紙の指示にきちんと従い、きりのいいところまでは追加の検査や診察を受けておくことを忘れないでください。
 
 
■ 3.この衝撃を忘れない 
 
一連の結果が出て、「心配なく年に1回の健康診断を継続して受ければいいですよ」ということになれば、祝杯をあげたい気分にもなるでしょう。それはそれでかまわないのですが、最初に「肺に異常な影あり」という結果を手にしたときの衝撃を忘れずにしてほしいと思います。
 
たとえば、喫煙。最近は諸説ありますが、やはり呼吸器疾患と密接な関わりがあり、全身にも好ましくない影響を及ぼします。衝撃をきっかけに禁煙に踏みきった方もおり、これも健康診断の大きな成果でしょう。
 
どうしても「がん」が気になる年代ですが、これをきっかけに、日本人では多い胃がんや大腸がん、さらに女性特有の乳がんや子宮がんについても、機会があれば検診を受けてみることをおすすめします。
 
 
 
一回、肋骨骨折をして、毎年ひっかかって、精密検査に行く人もいます。
 
「疑わしきは、検査を」の医療界…金儲けか…と言う人もいますが、
 
「自分の体は自分で守る」
 
最終的な結果は、ご自身で背負うことになります。
 
 
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(^-^)Binko

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