またまた、アンノン族の話しです。
退職記念に、旅行本が書きたくて…
テーマの一つが、「アンノン族のいた時代」なんです。
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Magazinehouse Digital Gallery
vol. 2
1970年3月『anan』創刊号より その2
ユリのヨーロッパ《ロンドンボーイ》
[2011.04.08]
『anan』創刊号のふたつめのカラーグラビアは「ユリのヨーロッパ」ロンドン編。
ロンドンの街角でのファッション・シューティング企画です。ユリが誌面で着用しているファッションは、すべて日本から持ち込んだ1点もの。
商品の問い合わせ先の代わりに、デザイナーの名前と生地提供会社のクレジットが入っています。
当時は雑誌で既製服が取り上げられることが少なく、服飾専門誌も読者自身が制作するための型紙や作り方のページが大半でした。
『anan』でも、創刊号当時は、ファッション・ディレクターの金子功さん他、ファッション・デザイナーたちが『anan』向けのオリジナルスタイルをひとつずつ手作りする形でページを作っていたと伝えられています。
その後、欧米のファッション誌のように、買うためのショッピングガイドとして既製服を取り上げる時代が来るのですが、その先駆けとなったのは、やはり『anan』でした。
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過去の名企画をライブラリーから
1945年創刊の『平凡』に始まり、『週刊平凡』、『平凡パンチ』、1970年代になると『anan』、『POPEYE』、そして『BRUTUS』『Olive』『Hanako』、最近では2011年3月創刊の『Lips』まで、マガジンハウスは時代とともに歩み、時代にあった雑誌を作り続けてきました。
その間、それぞれの雑誌ライフスタイルを体現した読者たちは「みゆき族」「アンノン族」「ポパイ少年」「ハナコ族」などと呼ばれ、時代を象徴する存在となりました。
『Magazinehouse Digital Gallery』は、マガジンハウスの豊富なライブラリーの中から、過去の雑誌の名企画を拾い出し、資料画像として限定公開する企画です。
すでに入手困難となった創刊号、また世間を騒がせた名企画など、興味深い企画を順次公開していく予定です。
http://dacapo.magazineworld.jp/regulars/archives-magazines/46873/
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あの頃…女性がひとりでゆっくりマイペースに旅ができた良い時代でした。