
暮らしのガイド
2012/11/09 UPDATE
やってしまいがち……冠婚葬祭「6つ」のマナー違反
「冠婚葬祭」ガイド
:中山 みゆき
■ 1、祝儀袋は見栄えよく!
親戚への結婚祝いの金額があまり多くないので、祝儀袋は見栄えよく豪華な飾りのものに入れて渡しました。喜んでくれるかしら……。
ちょっと待って! 豪華な祝儀袋に少ないご祝儀は問題アリです。市販されている結婚祝い用の祝儀袋には、さまざまな種類があります。水引が豪華なものや印刷されているもの、現代風にデザインされているものなど、いろいろあるので迷ってしまいますよね。
祝儀袋を選ぶポイントは、贈る金額とのバランスです。中に入れる金額が高くなるほど、祝儀袋も豪華なものを選んでください。
■ 2、ブラックスーツで大人エレガンスに演出!
披露宴にはブラックスーツを着ていくつもり。装飾品もシンプルにして、シックな雰囲気で出席してみようかしら……なんてこと考えていませんか?
ブラックスーツにシンプルな装飾品は、一歩間違うと「喪服」に見られてしまいます。
披露宴の服装は華やかさが大切。ブラックスーツのよいところは、どんなに装飾品を派手にしてもシックさは失われないところ。
ブラックスーツを着るのなら、真っ赤なコサージュや真っ赤なヒール、ラメ入りのバッグなど、装飾品をゴージャスにするとよいでしょう。
■ 3、披露宴に遅刻したので急いで自分の席へ
車の渋滞に巻き込まれ、披露宴に大遅刻。会場に着いたら、そのまま自分の席へまっしぐら!
いけませんね。会場の係員に案内してもらうのが常識です。ドアを勢いよく開けたら、主賓のスピーチの真っ最中。出席者の視線が一斉にこちらへ向けられ、最悪な状態……ということにもなりかねません。
進行の流れを妨害するのは、マナー違反ですよ。
ご祝儀も、会場の係員に受付の方を教えてもらって渡しましょう。間違っても本人に渡すのはNGですよ。
