結婚式と分けました。
暮らしのガイド
2012/11/09 UPDATE
やってしまいがち……
冠婚葬祭「6つ」のマナー違反…続き
「冠婚葬祭」ガイド
:中山 みゆき
お葬式でのマナー違反。
「お悔やみ申し上げます」がNGの場合も。
1、数珠を忘れたので、隣の人に借りた
お通夜の会場で数珠を忘れたことに気づき、慌てて隣の方に数珠を借り、その場をしのいだことはありますか? お焼香のときは数珠なしでも差し障りありません。仏教徒の方なら宗派に合わせた数珠を持つのがマナーですが、心を込めて丁寧に手をあわせれば十分気持ちは伝わるはずです。
仏教以外を信仰する人は、数珠をもっていなくて当然。数珠を忘れてしまっても、わざわざ人に借りなくても大丈夫です。
2、キリスト教式の葬儀で「お悔やみ申し上げます」と声をかけた
キリスト教式の葬儀に参列した際、「お悔やみ申し上げます」と遺族の方に声をかけたことはありませんか? お悔やみの言葉は、どの宗教でも同じだと思っていると恥をかくことになります。
キリスト教では、人の死は終わりでなく神の元に召されることと考え、葬儀は神に感謝し、故人を懐かしむ儀式です。当然、お通夜・葬儀・法事に仏式の数珠を持っていきません。「冥福」「供養」「成仏」などの仏教用語はタブー。ご注意下さい。「安らかなお眠りをお祈り申し上げます」という言い方が一般的です。
3、お通夜の前に香典を渡してしまった……
知人の訃報を聞いたが、お通夜、葬儀には参列できず、香典を持参して自宅に駆けつけた。
これはNGです。お通夜の前に香典を渡すと、事前に用意していたと思われます。お通夜にも告別式にも参列できない場合は、香典を知人に託す、または告別式後に改めて香典を持参して自宅へ弔問するとよいでしょう。お通夜の前に自宅を弔問する場合は、お悔やみの気持ちを伝えるだけで十分です。
http://docomo.allabout.co.jp/column/CL01432/index.html