沈没事故で韓国小中高修学旅行当面中止へ
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修学旅行中の高校生らが巻き込まれた韓国の旅客船沈没事故を受け、同国の小中高の修学旅行は当面、全て中止となった。
予約済みの学校には旅行社などへ多額の違約金が発生するが、国全体で「子どもを守る」空気が強まる中、学校の負担軽減へ官民が協力。一方、船会社はイメージ悪化も影響し深刻な打撃を受けている。
教育省などは２１日、１学期に計画していた修学旅行の中止を決定。韓国メディアによると、学校側に生じる３０００万～５０００万ウォン（約２９５万～４９０万円）の違約金に関し、同省は「（沈没事故は）天変地異のような状況だ」として業者側に減免など協力を求めた。避けられない支払いには政府による支援を検討する。
これを受け、ホテルやバスなどの業界団体が違約金の免除、割引を申し合わせたほか、航空各社も国内線航空券のキャンセル手数料の免除を決定。航空業界の関係者は「国家的な哀悼、安全重視の雰囲気に賛同した」と聯合ニュースに語った。
一方で深刻な打撃を受けるのが船の運航会社だ。南部釜山と日本を結ぶ便などで乗客が激減。各地の遊覧船も、予約客の半数以上がキャンセルする事態が相次いでいる。
沈没事故発生の背景には、海運業界と官僚の癒着による安全管理体制の甘さがあったとも指摘され、業界のイメージは悪化。ある船会社の関係者は「惨事の衝撃はあまりにも大きい」と漏らした。（共同）
［2014年4月25日18時23分］
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20140425-1290773.html&hl
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修学旅行は、リスクが高いです。
犠牲者のご冥福をお祈りします。