韓国軍、銃乱射事件で“病根”浮き彫り 人手不足で問題兵士が最前線に…
2014.06.24
乱射した兵長を捜索する韓国軍。不適格者を多く抱える組織の悩みは深い(聯合=共同)
韓国北東部の江原道高城郡で起きた軍兵士による銃乱射事件で、逃走していた兵長(22)が23日に自殺を図って取り押さえられた。
兵長は昨年11月まで自殺の懸念がある「特別管理対象」に指定されていたが、こうした不適格者は韓国軍全体で1~2割も存在する。
韓国軍では兵士の銃乱射が相次いでおり、最高司令官・朴槿恵(パク・クネ)大統領の責任も問われそうだ。
兵長の容体は不明だが意識はあるとの情報もある。
軍は容体が回復次第、取り調べを始める。
韓国国防省によると、兵長は周囲となじめず、自殺や突発的な行動に特に警戒が必要な「特別管理対象(A級)」とされていたが、昨年11月に状態が改善したとして1ランク下の「重点管理対象(B級)」と判定され、実弾を所持する最前線の警戒任務に就いていた。
しかし、B級兵士は、自殺を考えたり、いじめを受けたりする懸念があり、事故誘発リスクがある兵士が指定される。
そんな問題兵士がなぜ、北朝鮮と対峙する最前線に投入されたのか。
背景には、韓国軍が抱える“病根”がある。
同省によると、兵長が所属する陸軍第22師団ではA・B級兵士が約800人おり、全体の1割近くになる。
入隊100日未満の兵士が分類されるC級も合わせると、2割(約1800人)に達する。
22師団は東海岸に侵入する北朝鮮工作員の警戒も任務としており、慢性的な人手不足に陥っており、背に腹は代えられないというわけだ。
韓国軍全体でもA~C級兵士は1~2割いるとされ、人員不足も深刻。
2012年の大統領選で、朴氏は若者の歓心を買うため兵役期間短縮を打ち出したが、就任後に撤回を余儀なくされた。
韓国軍では2005年に京畿道の非武装地帯で一等兵が銃を乱射して8人が死亡。
11年にも海兵第2師団で上等兵が銃を乱射し4人が死亡した。
今回の事件でも死者5人、負傷者9人が出た。
朴氏はセウォル号事件の対応などで支持率が急落。
20日発表された韓国ギャラップの世論調査では初めて支持率が不支持率を下回った。
朴氏が最高司令官として率いる軍の情けない実態が明るみに出たことにより、さらなる打撃を受けた形だ。
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140624/frn1406241830004-n1.htm
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だから、無理だって…
周囲を敵に回して…
しかも、なにもしていない日本を敵にして…
なにひとりでいきり立っているのやら…