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漣川GP銃乱射事件の生存者研究

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【時視各角】「国家は私たちを裏切った」=韓国

2014年06月25日15時46分
中央日報日本語版

江原道高城陸軍第22師団で同僚の将兵に銃を乱射して脱営したイム兵長の身柄が23日午後に確保された。

軍当局はイム兵長を治療した後、犯行の動機などを調査する計画だ。

全軍に対する精密診断も近く実施されるという。

今後、犯行の理由が出て、処罰し、責任を取るべき人が責任を取れば、すべてのことが終わるのだろうか。


■ 9年前を振り返ってみよう。

2005年6月19日未明、京畿道漣川非武装地帯内の前方哨所(GP)で似た事件があった。

キム一等兵が手榴弾を投げ、銃を乱射し、8人が死亡した。

当時生き残った兵士は事件関連の調査を受けた後、軍服務を続けたが、ほとんどが外傷後ストレス障害(PTSD)という診断を受け、早期に転役した。

この人たちはどのように過ごしているのだろうか。



■ 「漣川GP銃乱射事件の生存者研究」。

2011年に中央大医大臨床心理室に勤務したキム・ミンギョン博士が韓国心理学会誌に寄稿した論文だ。

2009年6月から8月まで生存者19人を対象にアンケート調査と個別面談をした結果だった。


「6月になると悪夢が繰り返される、銃声が鳴る映画を見ることができない、生臭いにおいをかげない」

「夜に明かりをつけて睡眠、密閉された空間が怖い、人々が当時の話を尋ねてこないかと思って避けてしまう」

「夜に眠れない、小さな声にも過敏になった、些細なことにも怒りを感じる」。


事件から4年が過ぎても、生存者は苦痛のトンネルに閉じ込められていた。

19人のうち12人から深刻なPTSDの症状が確認された。

事件当時のトラウマ(精神的外傷)のためだけではなかった。

事件直後の1カ月間、昼夜を問わず受けた調査過程が胸の傷を深めた。

「同僚が死亡した状況で疲れたという言葉も言えず、そのまま放置されていた」

「左側太ももを銃弾がかすめて負傷したが、調査のために十分に治療できず膿んだ」。


調査後に心を開く同僚さえいない別の部隊に散り、状況はさらに悪化した。

ある生存者は「胸を切り裂いてでもそのつらさを見せたかった」と述べた。

キム博士と電話で話した。



--面談をして気の毒に感じた点は。

「生存者が加害者のように調査を受け、2次トラウマを経験した部分だ。軍と国に裏切られたという気持ちと怒り、適時に心理治療を受けられなかった不満などが入り交じっていた」


--軍と国に対する背信感とは。

「国防の義務を遂行中に事故にあったが、きちんと保護や待遇を受けられなかったことに対する不信と怒りだ。親が対策委員会を構成し、精神的治療を求めるまで、特別な措置はなかった」



また現在に戻れば、高城事件の該当部隊員に対する調査が始まったという記事が見える。

傷の大きさに関係なく、目に見えるかどうかに関係なく、彼らは被害者だ。

調査も重要だが、心理的治療が伴わなければならない。

今回も部隊員の心情を配慮しない中で真相調査が進められれば、そして彼らが国に背信感を抱くことになれば、「もう一つのセウォル号」と言わざるをえない。


さらに、いわゆる保護関心(要注意)兵士制度に対する真摯な「関心」が必要だ。経済的貧困、片親家庭、性的少数者…。分類基準も問題があるうえ、事件・事故を組織の管理責任でなく個人の逸脱に押しつけるものかもしれない。保護して関心を持つべき対象なら、それだけ持続的・集中的に相談し、治療するべきではないのか。今インターネットには「責任逃れ用の制度」「秘密がもれていじめに利用される」「20代の小隊長・中隊長に何が分かると思って分類しているのか」などのコメントが出ている。


突然、息子、兄弟を亡くした遺族の号泣、「健康な息子がなぜこうなったか」というイム兵長の父の絶叫が胸を打つ。

外部と断絶した島と変わらない兵営で、若者が抱く葛藤と衝突を管理して解決する責任が軍にある。

国家を信じて息子を軍に預けた親をこれ以上裏切ってはならない。


クォン・ソクチョン論説委員



http://japanese.joins.com/article/961/186961.html

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軍内部の中での殺しあい…

この問題は、永遠に続いていくだろう…

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