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Channel: おばさん道一直線
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夏休みのキャンプ、虫さされ対策にぬかりなし!

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病院湿疹・皮膚炎
 
メモ夏休みのキャンプ、虫さされ対策にぬかりなし!
 
 
ふだんの生活から離れ、いっきに開放的な気分になるアウトドア。
 
山や川、 海、 キャンプ場には、 たくさんの楽しみが待っています。
 
今回は、 夏のアウトドアシーズンに向けて、 アウトドアを安全・快適に過ごすために必要な知識や対策について、 モンベル渋谷店(http://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_no=618851)店長市橋博明さんにお話を伺いました。
 
 
 
■ 専門家が指摘する 「アウトドアでよくあるトラブル」とは?
 
 
海や川では照り返しにも要注意
 
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アウトドアを楽しむには絶好のシーズンがやってきました。
 
山や川、海などの自然と触れ合うのは気持ちがいいものですが、アウトドアで快適に過ごすためには日常生活とは異なる知識や注意が必要です。
 
アウトドア歴約30年の市橋さんによると、アウトドア全般でもっとも多いトラブルは熱中症だとか。
 
「たとえば、カヌーで川遊びをすると、水上は涼しい風が吹いて爽やかに感じますが、体内の水分量は直射日光の照り返しでどんどん奪われていきます。そのため、こまめに水分を補給しないと熱中症を引き起こしやすくなります」。
 
 
熱中症の危険性はよく知られていますが、実際のアウトドアでは本人が自覚していない場合が多く、市橋さんによると
 
「大量に汗をかいても、気温がそう高くない日は脱水症状に気づかない人がいます。山では、脱水症状による頭痛を高山病と勘違いする人が多いですね」。
 
熱中症を予防し、アウトドアを楽しむには適切な水分補給が欠かせませんが、市橋さんいわく
 
「大切なのは、飲む量ではなく正しい飲み方を知ることです」。
 
暑いときは水をがぶ飲みしたくなりますが、この飲み方は体内に浸透しにくいだけでなく、冷えて腹痛を起こしやすくなります。
 
さらに、水だけを大量に補給すると体内の塩分やミネラル分が不足し、重症の場合にはけいれんを起こすケースもあります。
 
正しい飲み方は、手軽に水分補給ができるストロー式の水筒を体にぶらさげ、こまめに、意識的に水を飲むようにすること。
 
できれば水よりもナトリウムやミネラルを補給できるスポーツ飲料が、たくさん汗をかくシーズンにはおすすめです。
 
ほかにもアウトドアでは山道でのねんざや、木や岩のでっぱりに頭をぶつけるなど、日常生活ではあまり経験しないトラブルが発生しますので、アウトドア初心者の方はとくに注意が必要です。
 
 
 
●よくあるトラブルはこうして避けよう
 
◇のどの渇きを感じる前に水分を補給する
 
◇できれば水ではなくスポーツドリンクを持参する
 
◇底がかたく、ハイカットの靴をはいて足首を保護する
 
◇頭を保護するために帽子をかぶる
 
◇座っている姿勢から立ち上がるときは、目線より上の障害物に注意する
 
◇山道でないところに勝手に入っていかない
 
 
 
■肌トラブルの原因、虫さされには要注意!
 
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大自然の中ではある程度の虫さされはやむを得ないが・・
 
アウトドアは上記のようなトラブルに加え、さまざまな虫による肌トラブルもつきものだそうです。
 
市橋さんの経験では、もっともやっかいなのは「ブユ」。
 
虫よけスプレーもある程度は効果がありますが、「大自然の中ではブユを寄せつけない手段はない」というのが市橋さんの実感だとか。
 
長袖・長ズボン、靴下、靴などで完全防備したつもりでも、「長靴の中の、ズボンと靴下の間を一面ブユに刺された人もいます」。
 
刺された後は腫れて熱をもってくるため、氷水などで冷やします。
 
蚊が半日程度でかゆみがひくのにくらべ、ブユは2週間近く激しいかゆみが続くため(「症例図鑑「虫さされ」」を参照)、かきむしらないようガマンが必要です。
 
そのかゆみの元は炎症で、それを抑えることが重要です。
 
そのためにも、ステロイド外用剤を使用し、一気に治すことが肝心です。
 
 
山で多いのは、ヒルによる被害です(「山ビル、チャドクガ…春に発生!GW虫さされトラブル 」を参照)。
 
肌を露出しないようにしても、「靴下を食い破られたらしく、いつのまにか血を吸われていたこともあります」。
 
ヒルに血を吸われたら、水で洗い流すなどして患部を清潔に保って下さい。
 
吸血する際に出すヒルジンという物質のせいで1日近く血が止まらなくなりますが、ヒル自体は無毒ですのであわてず、止血を行って安静にすることが大切です。
 
危険な生物としてはハチが挙げられますが、「黒い服を着ると刺されやすいと言いますが、人間の側から近寄っていけば、色に関係なく刺されます」。
 
ハチは巣を守るため攻撃をしてきますので、好奇心からむやみにハチの巣に近寄るのは禁物です。
 
アウトドアではどんな生物や虫に遭遇するか分かりません。
 
パニックを起こさないよう、冷静な対応も必要と言えるでしょう。
 
 
>>これだけは持っていくべき!救急用品の中身とは?
 
※上記の内容は、執筆者または編集部が特定のサービス・商品などを保証するものではございません。
 
 
http://m.allabout.co.jp/gm/gc/383138/?uid=NULLGWDOCOMO&guid=ON
 
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気をつけて楽しんでくださいアウトドア
 
 

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